従業員ロッカーの鍵を開けるのは家や金庫の鍵に比べると一見簡単そうですが、実際にはやり方を間違えると状況が悪化することがあります。「鍵を開けようとしたら壊れてしまった。どうにかして欲しい」という相談が鍵屋に寄せられることが多いのもロッカーの鍵だったりします。
ロッカーの鍵を紛失したり、鍵はあるけど開かなくなった場合にもご相談ください。
もし、借りているロッカーの鍵を紛失した場合、まずは速やかに責任者に報告することが重要です。会社であれば上司、施設であれば管理者に報告しましょう。会社によってはロッカーのスペアキーを所持している場合もあるため、最初に上司に報告することが求められます。
早めに報告することで、トラブルを最小限に抑えることができます。また、報告を遅らせたり、勝手に鍵屋に依頼したりすることは厳禁です。勝手な行動がトラブルの元となりますし、信頼を失うことに繋がる可能性もあります。
もし、会社にスペアキーが無い場合は、鍵を開ける必要があります。この際、自分で無理やり鍵をこじ開けると鍵が壊れる可能性があるため、鍵開けの業者に依頼することがオススメです。壊す必要のないつくりのロッカーであれば鍵を開けることができますし、防犯性が高いものであっても適切な方法を用いて中の荷物を取り出すことができます。その後、新しい鍵を取り付けてもらえます。
ロッカーの鍵を失くした際に、困らないようにするためには、事前にスペアキーを作成することを強くお勧めします。合鍵があれば、紛失しても鍵を開けることが可能ですし、急いで荷物を取り出す必要があっても、スムーズに対応できます。なお、オリジナルキーには鍵番号が刻印されていますが、複製した鍵には表示されません。鍵番号が分かると鍵を複製されてしまう可能性があるため、日頃から合鍵を使うほうがより安心です。
一度ロッカーの鍵が紛失した場合は、たとえその後鍵が見つかっても、鍵を「交換」することを推奨します。というのも、誰かに鍵を複製されている可能性が考えられるからです。もしも鍵を失くした場合には、安全のためにも念を入れて鍵の交換を行ってみてください。それによって、会社のセキュリティをより強く守ることができます。